④ファーストチェア23 (サートゥルナーリア産駒)First Chair 23
2023年2月9日生まれ
牝
/ 鹿毛(生産:村田牧場)
血統表
Pedigree Tableサートゥルナーリア 黒鹿毛 2016 |
ロードカナロア 鹿毛 2008 |
キングカメハメハ | Kingmambo |
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マンファス | |||
レディブラッサム | Storm Cat | ||
サラトガデュー | |||
シーザリオ 青毛 2002 |
スペシャルウィーク | サンデーサイレンス | |
キャンペンガール | |||
キロフプリミエール | Sadler's Wells | ||
Querida | |||
ファーストチェア 黒鹿毛 2004 |
ジャングルポケット 鹿毛 1998 |
トニービン | カンパラ |
Severn Bridge | |||
ダンスチャーマー | Nureyev | ||
Skillful Joy | |||
マイケイティーズ 黒鹿毛 1998 |
サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
ケイティーズファースト | Kris | ||
Katies |
募集要項
Information
入厩予定先
関東・美浦・嘉藤貴行
総額(総口数)
2,500万円(500口)
一口価格
50,000円
維持費
1,200円/月(2歳1月より)
保険料
1,600円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
23年10月~24年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 25年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当歳10月~1歳7月 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 10回 |
1歳8月 | 5,600 | 5,550 | 5,550 | 5,550 | 5,550 | 5,550 | 5,550 | 5,550 | 5,550 | 9回 | |
1歳9月 | 6,250 | 6,250 | 6,250 | 6,250 | 6,250 | 6,250 | 6,250 | 6,250 | 8回 | ||
1歳10月 | 7,400 | 7,100 | 7,100 | 7,100 | 7,100 | 7,100 | 7,100 | 7回 | |||
1歳11月 | 8,500 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 6回 | ||||
1歳12月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 5回 | |||||
2歳1月 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 4回 | ||||||
2歳2月 | 16,700 | 16,650 | 16,650 | 3回 | |||||||
2歳3月 | 25,000 | 25,000 | 2回 | ||||||||
2歳4月 | 50,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report2024年11月(1歳馬情報)
むかわ町のエクワインレーシングにて、屋内坂路1本を18秒ペースのキャンター調教を行なっています。代表は「遺伝子検査によるとC-Tの中距離タイプです。騎乗調教時は鞍上の扶助に対してやや反応が遅く、指示に対して緊張して身体を硬くする面があります。父サートゥルナーリアやその産駒の特徴でもある飛節に負担がかかりやすい骨格をしているので、今後も注意しながら育成を進めていきます」と話しています。本馬を管理予定の嘉藤師は「相変わらずバランスが良く見栄えのする馬体をしていて、いかにも走りそうというオーラを放っています。育成先のエクワインレーシングでは、重賞勝ち馬の兄フルデプスリーダーをはじめ、活躍した兄姉の育成経験があり、この牝系育成のスペシャリストです」と話しており、深い信頼を寄せています。測尺は体高154cm(±0)・胸囲180cm(+2)・管囲19.5cm、馬体重は463kg(+29)です。なお、本馬の近親シロンが北陸S(3歳以上3勝クラス・新潟・芝1200m)で4勝目を挙げました。また、本馬の父サートゥルナーリアの産駒レッドキングリーが東京・芝2000mで、スマッシュアウトが東京・芝1600mで、レイニングが東京・芝1800mで、2歳新馬を優勝しました。さらに、本馬を管理予定の美浦トレセン・嘉藤厩舎所属レモンバームが2歳新馬(東京・芝1400m)で優勝しました。
2024年10月(1歳馬情報)
むかわ町のエクワインレーシングにて騎乗馴致を終了しました。代表によると「先月は一晩で50~60kmも移動するタフな夜間放牧と騎乗馴致によって体重が減りましたが、この程度は想定内です。トレーニングにより脂肪が落ち、馬体は細めのアスリート体型に変化しています。初期馴致が完了したので、今後は坂路を中心とした高強度運動により、馬体を筋肉質に変えていきます」との事です。その後は屋内ウッドチップ坂路1本を21秒ペースのキャンター調教を行なっています。代表は「前向きな気性をしていて、元気良く登坂しています。週2回はトレッドミルでの運動も行なっており、この時期の1歳馬にはハードな調教内容ですが、それでも乳酸値の数値は低いので、まだまだ負荷をかけられます。乳酸値を月に1度測定しながら最適なトレーニングを課していきます」と話しています。馬体面については「この時期特有の皮膚病が出ていますが、体調はまったく問題ありませんし、体重はすでに回復しています」との事です。測尺は体高154cm(+1)・胸囲178cm(+6)・管囲19.5cm、馬体重は434kg(+48)です。なお、本馬の近親セナマリンが2歳新馬(新潟・芝1400m)で優勝。また、本馬の父サートゥルナーリアの産駒ファンダムが2歳新馬(中山・芝1600m)を2歳コースレコードで制しました。さらに、本馬を管理予定の美浦トレセン・嘉藤厩舎所属ハッピービバークが2歳新馬(中山・D1200m)で優勝しました。
2024年9月(解説)
名牝系を彩る大物に育ちそうな雰囲気が漂っている。伯父のアドマイヤムーンは2007年の年度代表馬に選ばれた歴史的名馬。遡ると曾祖母はケイティーズなので、ヒシアマゾンやスリープレスナイト、エフフォーリアと同じ一族となる。母は残念ながら未勝利に終わったが、さすが良血馬だけあって、繁殖としてブレイク。フルデプスリーダー(父ヘニーヒューズ)が2022年のエルムSの覇者なら、ロジハービン(父ハービンジャー)は2022年の京成杯の2着馬。そしてヴァフラーム(父ハービンジャー)もオープンまで出世している。本馬は母の19歳時の産駒とあってネガティヴに捉える方がいるかもしれないが、実馬を見ていただければ印象が変わるに違いない。いかにも芝馬らしい柔軟な身のこなしもピカイチ。現2歳が初年度となるサートゥルナーリア産駒が好スタートを決めているのも強力な推し材料だ。父の産駒らしく、現時点では後肢を中心に緩さを感じさせるが、それだけ伸び代があるとポジティブに考えていいだろう。名門・村田牧場が育むケイティーズの末裔には高確率で活躍馬が出ている。是非とも会員様にも一緒に追いかけていただきたい。
2024年9月(1歳馬情報)
むかわ町のエクワインレーシングにて騎乗馴致と夜間放牧を行ないました。測尺は体高153cm(±0)・胸囲172cm(-8)・管囲19.5cm、馬体重は386kg(-59)です。馬体重が大きく減っていますが、エクワインレーシング代表は「夜間放牧と馴致のハードなメニューをこなしており、身体が引き締まった事と疲れが出ている事で、生産牧場にいるときと比べれば大きく体重が減っています。こちらでの夜間放牧時にアブが影響して頻繁に長時間走り回っていた事も要因のひとつです。騎乗馴致のほうは、すでに屋内坂路へ入れるまでに進んでいます。でも、熱発するなど、まだ疲れを出す事があるので、様子を見ながら育成を進めていきます。今の馬体重減は想定内で、環境になれて体質が強くなるにつれてプラスに転じてくるので、特に心配はしていません」と話しています。なお、本馬の父サートゥルナーリアの産駒コートアリシアンが新潟2歳S(G3・新潟・芝1600 m)で2着に健闘しました。同じくクラウディアイが中京・芝2000mで、ジェゼロが新潟・芝1800mで、2歳新馬を優勝しました。
2024年6月撮影
2023年11月撮影
2023年8月撮影