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  ベストデイエヴァー(モーディッシュ16)スペシャルレポート  
  JRA未勝利から岩手競馬を経ての再ファンド。ドン底からのスタートで出資会員の方々をヤキモキさせてしまったが、6歳になった今夏の新潟競馬NST賞(OP)で2着したスティンライクビーの妹にあたるベストデイエヴァー(モーディッシュ16)は、ここシュウジデイファームでゆっくりとだが確実に競走馬への階段を上っている。「当場に移動してきたのは今年の1月です。小柄な馬で、ピリピリしていたのが印象に残っています。良く言えば悍性が強いタイプで、やんちゃというかおてんば娘って感じでした」と岸本場長は、当時の印象を話してくれた。「ある程度は乗り込んでから移動してきましたが、その頃から(トレセンへ入厩するのは)夏を越すだろうというイメージでした。この気性は間違った方向に行ってしまうと難しいところがありますが、逆に言えばこれくらいの気性でなければ大成しない。この性格は競走馬として大きな武器になります。長所を伸ばしていこうというプランです」と期待している。さすがは母モーディッシュがオークス馬サンテミリオンの姉。しかも本馬の父はサンテミリオンと同じゼンノロブロイだ。ゼンノロブロイはサンデーサイレンス直仔に2頭しかいない年度代表馬である。初年度産駒6頭がオークスへと駒を進め、勝ったサンテミリオンを筆頭に3頭が掲示板に載って「ゼンノロブロイの牝馬は走る」と話題になった。初年度産駒が3歳になった2010年から今年も含めて9年連続JRA重賞勝利を記録。サンテミリオン、マカニビスティー(東京ダービー)ほかアニメイトバイオ(秋華賞2着、阪神JF 2着)ペルーサ(天皇賞秋2着)ナムラビクター(チャンピオンズC 2着)など芝ダートを問わずに活躍馬を送り出しているのが特徴だ。一方で母系は、祖母モテックが仏重賞勝ち馬。秋にサンクルー競馬場で行われる芝2100mの牝馬限定重賞フロール賞に勝ち、同じ条件のコリダ賞3着。曾祖母シュダカも芝2100mの3歳牝馬限定重賞クレオパトル賞に勝つなど、フランスの名門として知られるファミリー。そのモテックが日本輸入当時に受胎していたのが、本馬の母モーディッシュだ。サンテミリオン、レコンダイト(目黒記念2着)らの活躍馬はしっかりとした母系の裏づけに支えられている。父も母の父もジャパンカップウイナーで、祖母はフランス重賞勝ち馬。兄姉や近親に名を連ねる活躍馬たちを見ても成長力は折り紙つき。そんなベストデイエヴァーが今後、どのような成長曲線を描いて、どんな競走馬へと育ってくれるか、本当に楽しみだ。  
     
 
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