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  アモーレジョディー(ジョディーズライン15)スペシャルレポート  
  アモーレジョディーは高橋義忠厩舎に入厩予定で、宇治田原優駿ステーブルの田辺滋久マネージャーが率いるE厩舎でお世話になっている。田辺マネージャーにお話を伺った。「こちらに来てからは何のトラブルもなく本当に順調に来ています。北海道のヤシ・レーシングランチさんでとても丁寧に育成されたようで、まったく手がかからないですね。ただ、最初のゲート通過練習時の雰囲気からすると、少し時間がかかりそうな印象でした。ですが頭が良いので、2〜3日ゆっくり進めて環境に慣れるのを待ってあげると、前後の扉を閉めて駐立するところまで進められました。ただね、ゲートに問題がなくなればトレセンへ入れる予定ではあるのですが、順調に来過ぎている分、成長度合いがわかりづらくて、現状は言うなれば“ワンパンチ足りない”気がします」とのこと。調教に関して、田辺マネージャーは「特に癖もなく乗りやすい馬ですし、まだ2歳ですからなるべく乗り手を替えるようにしています」と話してくれた。スタッフの角地(つのち)信太郎さんがテキパキとバンデージを巻き、鞍を置いてハミをつける間、嫌がる素振りひとつ見せることはない。馬装を終えた角地さんがひょいと跨り、チップの角馬場へと出て行った。僚馬達と角馬場でウォーミングアップをしてから調教場へ移動。坂路を下る際にも、2歳の牝馬ならゴソゴソしそうなものだが、特に問題なくとてもスムーズ。それからダートのショートトラックでダク1800mを乗られた後に坂路へ移動し、内が地方から出戻りの4歳馬、中がハーツクライ産駒の2歳牡、そして一番外にアモーレジョディーの3頭併せ馬で、スピード感溢れるフットワークで坂路を駆け上がった。調教後は息の乱れなどもなく、「軽い軽い」と言いたげなすました表情で戻り、僚馬達と一緒にしばらくクーリングダウンの常歩運動を行う。当育成場のクーリングダウン風景は圧巻で、ざっと数えても20頭は下らない頭数が一同に介して行われる。それも、プリプリに身体が張っている馬ばかりで、バタバタするような馬は1頭もいない。コンクリートの上をカツカツと、あるいは電線を巻くゴムの絶縁体の切れ端を混ぜ込んであるクッションの効いた砂地の上を、グイグイ歩かせている。本馬もしばらく加わっていたが、すぐに息が整ったので馬房へ戻った。馬装を解くなり、水をゴクゴクと美味しそうに飲む。水をたくさん飲むとスクミや筋肉が硬くなるのを防ぐと言われており、とても良い事なのだ。調教を終えた角地さんは「余裕で動けていますし、息の入りも良いですね。最近は力がついて、時に自己主張することがあります。時計も楽に出ますが、正直もう少し身体に幅が出て欲しいし、これから乗っていって良くなる馬だろうと感じています。ゲートも悪くないですね」と評す。また、普段世話をされているスタッフの林昌希さんは「とても人懐こくて気が良い馬です。周りの音や人の動きを気にするようなところはありますが、真面目に一生懸命走ります。ブラシかけを嫌がるように、少し皮膚が敏感で弱いところがあって、現在も虫刺されの治療中ですがかなり良くなっています。飼葉はもう少し食べてくれると良いのですが、今はまだ2歳の牝馬らしい食べ方と言えるでしょう」と、まるで自分の彼女を自慢するがごとくコメントしてくれた。
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