LAUREL CLUB  
  アイスグレー(ママズディッシュ14)スペシャルレポート  
  アイスグレーは馬装を整えている間、終始大人しくしており、イクタトレーニングファームの大和健次さんは「人が大好きですぐに寄って来ます。蹴ったり噛んだりもしないし、飼葉をしっかり食べて手がかからないお利口さんですが、幼くて淋しがり屋です」と話してくれた。バランスの良い芦毛の馬体は、なるほどまだぽっちゃりしていて前駆が勝っている印象なので、これから鍛え上げて筋肉が付くべきところに付けばさらに競走馬らしくなるのだろう。以前に休養の原因になっていた左前脚の骨瘤はまだ残っているが、キャンターのペースを15-15まで上げても問題はないとのこと。屋外馬場は積雪で使えなかったため、屋内馬場へ移動して4頭での調教が始まった。常歩からダク、ハッキングへと進むにつれ、徐々に調教に熱が籠って来る。おそらく0度から氷点下くらいであろう寒さの中、手前を替えながらハッキングキャンターを30周も乗るうちに、ほわほわと馬体から湯気が上がってきた。一緒に調教を見ていた社長の生田将功さんは「屋内馬場があって本当に助かります。雪で馬場が使えない状態が続くと、馬の気が立って暴れてしまうので、ウォーキングマシンまで移動するのさえ気を遣います。屋内馬場と言っても20周を両手前乗ったら、屋外で軽めに乗るメニューと調教量としてはそれほど変わらないですから」とのこと。気になるDDSPの症状はと言えば、普段は特に何もせずに乗っていて、坂路で時計を出すときだけ舌を縛っているとのこと。喘鳴症と違ってDDSPの症状は、身体の成長とともに消えて行くものなので、舌を縛ることで現在も特に問題なく進められている。アイスグレーはと言うと、首を上手に使った気分の良さそうな動きで、大きなストライドで脚捌きに窮屈な感じはまったくない。鞍上の指示にも従順で、しっかり躾けられた優等生と言ったところか。見ているこちらが寒いだろうと感じるくらいたっぷりと汗をかいていたので、調教を終えてから屋外の洗い場に移動して素早くシャワーで流し、馬房に戻ってジェットヒーターで乾かす。大和さんは「寒い時期でも新陳代謝が良いから、結構汗をかきますし、そのことによってかなり毛が抜けますよ」と話す。残念ながら今回は屋外馬場での調教を見ることが出来なかったが、大和さんは「馬格があるので、スピードに乗ると跨っていて本当に気持ちが良い。馬場に出せばもっといい感じで動けるのに、お見せできなくて残念」と悔しがっていた。
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