②ファービヨンド24 (マインドユアビスケッツ産駒)Far Beyond 24
2024年5月9日生まれ
牡
/ 栗毛(生産:ハシモトファーム)
2024動画カタログ
2024年10月
2024年9月
血統表
Pedigree Tableマインドユアビスケッツ 栗毛 2013 |
Posse 鹿毛 2000 |
Silver Deputy | Deputy Minister |
---|---|---|---|
Silver Valley | |||
Raska | Rahy | ||
Borishka | |||
Jazzmane 栗毛 2006 |
Toccet | Awesome Again | |
Cozzene's Angel | |||
Alljazz | Stop the Music | ||
Bounteous | |||
ファービヨンド 栗毛 2011 |
ディープスカイ 栗毛 2005 |
アグネスタキオン | サンデーサイレンス |
アグネスフローラ | |||
アビ | Chief's Crown | ||
Carmelized | |||
ファーザ 栗毛 1995 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | |||
Baya | Nureyev | ||
Barger |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・新規開業
総額(総口数)
1,600万円(200口)
一口価格
80,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
2,560円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
24年10月~25年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 26年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当歳10月~1歳7月 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 10回 |
1歳8月 | 9,200 | 8,850 | 8,850 | 8,850 | 8,850 | 8,850 | 8,850 | 8,850 | 8,850 | 9回 | |
1歳9月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 8回 | ||
1歳10月 | 11,600 | 11,400 | 11,400 | 11,400 | 11,400 | 11,400 | 11,400 | 7回 | |||
1歳11月 | 13,500 | 13,300 | 13,300 | 13,300 | 13,300 | 13,300 | 6回 | ||||
1歳12月 | 16,000 | 16,000 | 16,000 | 16,000 | 16,000 | 5回 | |||||
2歳1月 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 4回 | ||||||
2歳2月 | 26,700 | 26,650 | 26,650 | 3回 | |||||||
2歳3月 | 40,000 | 40,000 | 2回 | ||||||||
2歳4月 | 80,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report2024年11月(2024年産当歳募集馬レポート)
撮影のため馬房で待機していたファービヨンド母仔が放牧地に出ると、そろって元気に走りだした。ハシモトファーム社長は「母はテンションが上がりやすく、放牧地を頻繁に走り回るんですが、この仔も母につられて、いつも走っています。はっちゃけて走りまわるので、馬房に戻るとよく寝てますね。でも、ちょっと休んだだけですぐに体力が回復し、早く外に出せとうるさいし、馬房から出るときは飛び跳ねながら出ていくほどです」と笑う。その勢いに感心していると、「このままだと前進気勢が強すぎるかもしれませんが、この時期は母の影響が強い事もあるので、離乳すれば変わってくるでしょう。牝馬だと気難しさの矯正は難しい場合もありますが、牡なのでしっかりとしつけもできると思います。ただ、兄姉もピリッとした性格ですし、父のマインドユアビスケッツも強い気性の持ち主で産駒もうるさいのが多いと聞いています。この仔の気性は、父からも母からも受け継いだものでしょう」と教えてくれた。強い気性は勝負根性に結びつくものであり、むしろ頼もしいといえる。体力や前向きな気性に加えて、動きの良さも出色であり、社長も「切れがありますよね」と目を細めた。馬体については「生まれたときから標準サイズの馬体で、今も5月生まれの標準サイズで成長しています」と評するが、大きさよりも、母の“英才教育”によって早くも発達してきた筋肉に目を奪われた。「母は見てのとおり完全にダート向きの馬体で、叔父がフリオーソという血統背景も『ダートでこそ』といえるでしょう。この仔も、肩周りの筋肉の付き方を見ると、やはりダートでマイルくらいまでもつ競走馬になりそうです」と予測する。なお、本馬の入厩予定先は、来年に栗東トレセンで新規開業を予定している厩舎であるが、その調教師は社長が勤めていた大手牧場の先輩にあたるそうで、「生まれたばかりの頃から見てもらっていて、いつも『ええなぁ』と言ってくれます」という。そんな先輩・後輩タッグが大きな期待を寄せる本馬の成長を楽しみに見守りたい。
2024年9月(解説)
進むべき道はハッキリとしている。父は現役時代に2016年のマリブS、2017年と2018年のドバイゴールデンシャヒーンを制するなど、砂の本場・アメリカで一時代を築いたトップスプリンター。種牡馬としても優秀で、2023年のUAEダービー覇者で、BCクラシックで2着だったデルマソトガケ、2022年のエーデルワイス賞を制したマルカラピッドなど、ダートを中心に多くの活躍馬を輩出している。一方の母系もピカイチ。母の伯父フリオーソは地方の歴史的名馬。カネヒキリやヴァーミリアン、スマートファルコンなどの強豪と鎬を削り、2008年と2010年の帝王賞など、G1とJpn1で計6勝を挙げた。また、同じくトーセンルーチェも南関東の重賞3勝馬だから、血統的なポテンシャルは計り知れない。母の産駒はパイロジェン(父パイロ)が2勝を挙げているが、期待値からするとやや物足りない印象を持つ。しかし、これが限界であるはずがない。分かりやすく砂の王道を狙った配合はシンプルイズベスト。砂に揉まれ、ライバルにも揉まれながら力をつけて、生まれ故郷にフリオーソ以来となるビッグタイトルを届けてほしい。
2024年11月撮影
2024年8月撮影