③ドナテッラ24 (キタサンブラック産駒)Donatella 24
2024年4月21日生まれ
牝
/ 鹿毛(提供:村上欽哉牧場)
2024動画カタログ
2024年10月
2024年9月
血統表
Pedigree Tableキタサンブラック 鹿毛 2012 |
ブラックタイド 黒鹿毛 2001 |
サンデーサイレンス | Halo |
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Wishing Well | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | ||
Burghclere | |||
シュガーハート 鹿毛 2005 |
サクラバクシンオー | サクラユタカオー | |
サクラハゴロモ | |||
オトメゴコロ | ジヤツジアンジエルーチ | ||
テイズリー | |||
ドナテッラ 鹿毛 2018 |
ロードカナロア 鹿毛 2008 |
キングカメハメハ | Kingmambo |
マンファス | |||
レディブラッサム | Storm Cat | ||
サラトガデュー | |||
フェニーチェ 鹿毛 2009 |
ファルブラヴ | Fairy King | |
Gift of the Night | |||
エルフィンフェザー | サンデーサイレンス | ||
ダイナカール |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・上村洋行
総額(総口数)
3,500万円(500口)
一口価格
70,000円
維持費
1,200円/月(2歳1月より)
保険料
2,240円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
24年10月~25年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 26年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当歳10月~1歳7月 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 7,000 | 10回 |
1歳8月 | 8,000 | 7,750 | 7,750 | 7,750 | 7,750 | 7,750 | 7,750 | 7,750 | 7,750 | 9回 | |
1歳9月 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8回 | ||
1歳10月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 7回 | |||
1歳11月 | 11,750 | 11,650 | 11,650 | 11,650 | 11,650 | 11,650 | 6回 | ||||
1歳12月 | 14,000 | 14,000 | 14,000 | 14,000 | 14,000 | 5回 | |||||
2歳1月 | 17,500 | 17,500 | 17,500 | 17,500 | 4回 | ||||||
2歳2月 | 23,400 | 23,300 | 23,300 | 3回 | |||||||
2歳3月 | 35,000 | 35,000 | 2回 | ||||||||
2歳4月 | 70,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report2024年11月(2024年産当歳募集馬レポート)
本馬の母ドナテッラは歴史的名牝ダイナカールの一族という超名門ファミリー出身。ブラックタイプにはエアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテ、ルーラーシップなど、そうそうたるレジェンドたちが名を連ねる。そして名種牡馬ロードカナロアを父として生を受け、当クラブ屈指の良血馬として期待された。母の生産者でもある村上欽哉牧場社長は、「1勝を挙げたものの、会員さんの大きな期待に応えられるような活躍ではなかったのが今も残念でなりません。ただ、加藤(征)先生がけっして無理をせず大事に使ってくれたので、繁殖牝馬としてとても良い状態になっています」と話す。そんな母の配合相手として白羽の矢が立ったのは、2年連続のJRA年度代表馬とロンジン・ワールドベストレースホースに輝いたイクイノックスをはじめとして、多数の重賞勝ち馬を輩出しているキタサンブラックだ。父の特徴を色濃く受け継いだ本馬をみつめながら「母は配合相手の良さを出してくれるタイプのようで、この仔の品がある顔つきや身体の柔軟さも父譲りでしょう。体型も母ではなく父に似ています」と満足げに話す。たしかに、放牧地で母にぴったりと寄り添いつつ何度もカメラ目線となる本馬の顔は、つい「お嬢様」と呼びかけたくなるような気品にあふれており、たたずんでいるだけでも、一幅の絵画のような美しさを見せる。母とともに走りはじめた本馬の軽やかな脚さばき、しなやかな全身の使い方に魅了された。社長も「母は母父ファルブラヴの硬さが成長とともに出てしまった感じがあって、ピッチ走法のダート短距離馬になりましたが、この仔は走り方も完全に芝向きだと感じます」と目を細める。また、ゆったりとした歩様も印象的だ。「歩きに粘りがあってとても良いですね。上村先生が来場されたときも、この仔の歩きをずいぶん長い時間眺めていました。僕と同じように気に入ってくれています」と教えてくれた。血統、馬体、動き、そしてルックスと非の打ちどころがない本馬には、華やかな舞台での活躍を期待したい。
2024年9月(解説)
クラブ屈指の良血馬と期待されながら、不完全燃焼に終わった母の無念を晴らすべく、長女も「海老・白玉霰」の勝負服でレースに挑むことが決まった。母は持ち前のスピードを生かして、ダート1000m戦で余裕をもって勝利を挙げた。その後の低迷については、繁殖としてお返ししてくれるに違いない。何といっても母系は「日本競馬の至宝」ダイナカール一族。中でも曾祖母の半姉のエアグルーヴは、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋を制し、繁殖としても2頭のG1勝ち馬、4頭の重賞ウイナーを輩出した名牝だ。したがって本馬はドゥラメンテやルーラーシップ、アドマイヤグルーヴやジュンライトボルトなどのG1ウイナーと同じ一族となる。そして父のキタサンブラックはイクイノックスやソールオリエンスを輩出し、種付料が国内最高額の2000万円を誇るトップサイアー。このベスト・トゥ・ベストの配合を見れば、村上欽哉牧場の母への期待の大きさが伝わるというものだ。さらに管理するのは〝未来のリーディングトレーナーの本命候補〟上村洋行調教師だから心強い。若き名将の下、母超えは最低ラインの目標。その血のポテンシャルを信じ、クラシック戦線を沸かせてくれることも期待したい。
2024年11月撮影
2024年8月撮影